2009年10月05日

イルミナティ 世界を強奪したカルト


世界統一の陰謀に抵抗するユダヤ人として有名なヘンリー・メイコウ博士がイルミナティの巨大陰謀の全貌に迫る


【評価】

イルミナティ=「サタニストと銀行家の超巨大陰謀ネットワーク」という昨今の陰謀論の核心にメスを入れた古典のひとつといえる

【梗概】
 
イルミナティを語る上で高位階フリーメーソンとユダヤ系金融財閥の2つの要素が決定的に重要であることを踏まえ、世界経済が詐欺的手段で操作されていることを糾弾する。この延長線上で、彼らが既に二つの世界大戦を実現し、今まさに第三次世界大戦を引き起こすべく画策していることが暴露される。

またメイコウ氏は、悪魔崇拝者たちに侵され収奪搾取され続けてきた人類がイルミナティに服従するように大規模な再設計の段階にはいったことを憂い警鐘をならす。たとえば「結婚や宗教といった制度の弱体化」により人類の「堕落」「腐敗」「分裂」がもたらされようとしている・・・など。




【読後感】

「世界統一にさしあたって宇宙戦争が演出される」との主張を続けるメイコウ氏だが、良い意味で期待を裏切ってくれた(その有無をここで論じるつもりはない。)「自由原理主義」とでもいうべきものの弊害に思慮深くあるべきことを学ぶことが出来たのは、題材が題材なればこその収穫であったかもしれない。

またメイコウ氏の言説を現在の日本に適用すれば、新たな視座を与えてくれる。昨今の報道にもあったとおり、
法理大審院において、親の婚姻関係の有無について、子の相続上の不平等を是正すべきとする考え方が強まりつつあるが、先述の「結婚や宗教といった制度の弱体化」という点からみても、このメイコウ氏の主張がもつインパクトは強まったように思う。実質的な一夫一妻制の意義や家族制度のそれが崩壊しつつあると思われたためである。外国人移民、在日外国人の人権関連問題を背景に国籍や主権のあり方が問われぬまま「父親の認知」に絡んだビジネスが既に横行しつつあることを踏まえていえば、法理大審院の動向には眉をひそめずにはいられなくなる。

家族制度の根本を我々が問うとき、最終的に突き当たるのは皇室の問題であるが、ここ日本においても聖母マリアの処女受胎や処女降誕の原型となったルカの福音書にみられるキリスト教のヘレニズム的素因(これは皇室とも深い関わりがある)に対して強い反発心をもつ勢力が介在しているといえる。聖母マリア=「娼婦でシングルマザーの雛形」とみなすことは彼らの信仰によるもので自由であることは明言する必要があるだろうが、なるほど、国会ひとつとってみても、「皇室に批判的・破壊的な勢力(民主・公明の一部)」と「保守派の他、家族制度維持を唱える勢力(自民の一部)」とが面白いほど反目しあっているのは興味深いことである。

これひとつとっていうわけではないが「イルミナティへの完全服従への再設計」(イルミナティとよぶべきかどうかは別としても)は細分化され様々な専門機関のアジェンダへとすり替えられながら日本においても着実に進められているのだ。
posted by 精神の貴族 at 00:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 【書籍】レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

初めまして、精神の貴族さん。
kemonoさんのお友達の魔殺愚と申します。

神仙組のリンクから、お邪魔させていただきました。
僕も、陰謀研究家なので大変興味深いです。

記事を少し拝見させていただきましたが、
とても知的な博識さに驚きました。
陰謀を解体していく同士では、とても共感できます。


これからもお邪魔させていただきます^^
Posted by 魔殺愚 at 2009年10月11日 20:51
はじめまして、魔殺愚さん。

トリックオアトゥリートとかメリークリスマスとか、あけましておめでとうとかハッピーバレンタインとか、色々ひっくるめてこんにちは。

今後、更新することはあまりないと思いますがもしあればなんやかんやとコメントいただければうれしいです。kemonoを今後とも宜しくお願い致します。ではでは。

Posted by 精神の貴族 at 2010年02月19日 07:24
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